田植えの頃
行きには水の張られていた土色の田んぼが、
帰りには田植えが終わり、一面早苗色になっていた。
今の時季ならではの、みどりいろ。
とてもきれいでした。
春の蓮花は、田起しの時に鋤き込まれて肥料になる。
水の入った水面下では、少しずつ温まる泥の中で準備が進む。
そして、田植えの日に至る。
小学生の頃今くらいの時季に
叔母の家の田んぼに入らせてもらった時の感触と感覚は、
あの時に聞いた話を思い出すとき、だいたい一緒に足元に蘇ってくる。
冷たいような、温いような、ふしぎな感触と。
お米はここで育つのかぁ。
と、ぼんやり思ったことと。
記憶の引き出しの位置は毎度ばらばら。
今年の秋も、
どうぞおいしいお米がいただけますように。
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